【航空券講座①】LCCって本当にいいの?いまさら聞けない格安航空券。
こんにちは!いつだってできるだけお得に旅行したい、みちゃそです。
なんだかんだで海外旅行をする上で航空券が一番高いんです。
だからこそ、お得にできる部分じゃないか!
じゃあ、LCCで航空券を購入だ!
と、ちょっと待ってください。
実はLCCじゃない方が安い事だってあるって知ってますか?
今回は「LCCって何か」から、航空券の種類までを解説していきたいと思います。
目次
レガシーとLCC。航空会社の違いって何?
レガシーとLCCって一体何!?
LCCでお得に!なーんてよく耳にします。
まずは噂のLCCってなんだよ!っていうところから始めます。
LCC:ローコストキャリア (Low Cost Career)の略。
つまり『格安航空会社』です。
安い理由は the・コスト削減!
- 飛行機の機種を同じもので揃える。
- エンタメ機器をなくすなど設備を簡素にする。
- ネット予約を中心にして人件費を減らす。
- 様々なサービスを削減して経費も人件費も減らす。
- 人気のターミナルを避けて空港に払う金額を抑える。
- 着陸から離陸。飛行機の空港滞在時間を短くする。
これらを行う事でギリッギリまでコストを抑えて航空券の金額を抑えているのです。
うーん、企業努力に感謝!!
レガシー:大手航空会社。
LCCが登場する前から運行する会社です。
金額がLCCより高いとはいえ、充実したフルサービスが魅力ですね。
それぞれのメリット・デメリットは何?
LCCのメリット
◎とにかく低価格バンザイ!
◎往復で買わなくていい。
LCCのデメリット
▲機内サービスは基本全部有料。
▲受託手荷物(チェックイン時に預け入れする荷物)も有料。
▲座席指定も有料。
▲機内持ち込み手荷物の重量制限が鬼のように厳しい。
▲座席狭め。
▲映画とか音楽なし。
▲空港までが遠い。
▲時間が早朝、深夜などが多い。
▲遅延の危険性が高い。しかも保証がないことが多い。
レガシーのメリット
◎受託手荷物が無料。LCCよりも多く預けられる。
◎機内食やエンタメがあり、充実した時間に。
◎保証を含め、丁寧なケア。
◎マイルがたまる。
レガシーのデメリット
▲金額が高い。
▲直前になればとにかく高い!
まぁ、当たり前といえばそうなんですけど
『安さ』をとるか『快適さ』をとるかという事です・・・
書きながら思ったのがLCCってデメリット多いな!って事なんですが・・・
『快適さ』がないとはいえ、基本LCCって長時間の飛行じゃないので、じっくりご自身の日程や体力と相談ですね!
快適さ、は座席の広さ以外は自分たちで作ることができるものが多いので、
私たちは基本LCCです!
オフラインのゲームアプリをダウンロードしておいたり、
ガイドブック、イヤホン、飲み物を機内持ち込みしましょう。
飲み物が出なくても映画が見れなくても快適に過ごせますし、
好きな音楽を聞きながらどこに行こうかなー
あれ食べたいここ行きたいなんて考えてたら
だんだん眠くなってきて一眠り、、、で目的地につきます。
飲み物とブランケットで値段が高くなるなんて勿体なさすぎ
LCCの安さはびっくりしちゃうもので
キャンペーンによっては航空券(燃油サーチャージなど諸経費のぞく)だけで
数百円なんてことも。
私たちが前回予約したエア・ソウルは
成田空港からソウル・仁川空港まで2,000円でした!!
LCCって安全面は大丈夫?
という格安具合を聞くと
えっ、ちゃんと飛ぶの?と心配になる方もいるかもしれませんね。
LCCの格安価格設定はあくまでコスト削減によるものです。
国によって差があるとはいえ国ごとに厳しい安全整備基準が設けられているので
LCCだからといって事故が起きる可能性が上がる訳ではありません。
とはいえ、心配になったら航空会社の口コミなどを確認しておくといいと思います。
LCCはどんな会社があるの?
ちなみに日本で発着しているLCCは
ジェットスター・Peach・バニラエア・エアアジア・エアソウル・春秋航空・セブパシフィック・イースター航空・香港エクスプレス・タイガーエア台湾などがあります。
航空券の大まかな種類。どれが得?
航空券の種類は大きく分けて4種類です。
- 正規航空券:とにかく高い。ただしキャンセル・変更などのサポートが充実。
- LCC航空券:制約もあるが安い。キャンペーン中は驚くほど安い。
- PEX:正規割引航空券。レガシーが出しマイルもたまる。変更不可など制約あり。
- 格安航空券:旅行会社のみで買える。パッケージツアーをバラしたもの。
なんと3.PEXで割引になっているものはLCC航空券より安いことも!
早めに予約できる場合はぜひ調べてみてくださいね!!
賢いLCCの使い方。
同じ航空会社で往復しなくてもOK。が賢い!
普通往復で予約する航空券ですが、LCCは別々で買うことができます。
例えば
往路:エアソウル 成田空港(東京)→仁川空港(ソウル)
ということができるということです。
その日一番使いやすい時間や場所&安い航空券でカスタマイズできるのが魅力です!
追加サービスに追加料金、どうする?
安いから何も付いてこない・・・ということは裏を返せば
料金追加で必要な分だけ条件を追加できるということ。
買い物好きの私たちは「空港で重量オーバー!」というのは避けたいし、
それを考えて買う量を調整するのも嫌なので
大抵受託手荷物だけ追加しています。
成田と羽田なら、どっち?
東京の場合では一般的にみて成田空港の方が航空券が安いことが多いです。
とはいえ忘れないで欲しいのは「空港までの時間と料金」。
横浜方面に住んでいて、成田空港を選んだとしたら
羽田空港にいくより電車代が3,000円以上かかってしまうことも。
お家から空港までもぜひ考えて空港選びしてくださいね!
LCC利用でおさえておくべきPOINT。
交通便と宿泊先も同時におさえておこう!
LCCを使うことにした時に覚えておくと損がないのが
- 空港バス
- 周辺ホテル
LCCは深夜もしくは早朝に発着するため、
空港まで/からの電車がない〜!ということも多々あります。
まず、空港でバスは東京→成田を割引後1000円で移動できるものがある他、
深夜発着のLCCには嬉しい深夜バス便もあります。
また成田空港などの周辺にはLCC予約者用に
早朝チェックアウトで格安になるホテルも点在してます。
深夜・早朝発着が不便な分、バスやホテルを活用すれば比較的に快適な時間を過ごすことができますよ!
最大の注意点は?遅延を想定しておこう。
LCC一番の懸念点は発着遅延。
LCCはコスト削減をしているためにスケジュールが過密です。
超ギリギリのカツカツで飛んでは着陸、飛んでは着陸を繰り返すので
ちょっとしたことで遅れが発生していきます。
しかももともと深夜発着のため、終電の危険が迫ってくる・・・
ということでちょっとの遅れは予想して
最悪遅れた場合の事を考えておくなど
余裕を持ったスケジュールがオススメです。
いかがでしたか?
LCC、私としてはとってもオススメですが、
今回お話ししたようなことを参考に
うまく使ってお得に使いこなしていただけたらうれしいです。
次の記事では格安チケットの探し方についてお話していますのでぜひ併せて参考にしてみてください!